関連政治団体の政治資金不正使用疑惑が浮上した小渕優子経済産業相（４０）が、辞任する可能性が出てきた。安倍晋三首相（６０）が、アジア欧州会議（ＡＳＥＭ）首脳会議から帰国する１８日以降に、進退伺を出すというのだ。 　民主、みんな、維新の野党３党は１６日、参院経済産業委員会で小渕氏に対し政治団体の収支報告書で観劇ツアーの収入と支出が大きくずれていた問題を問いただした。 　小渕氏は事実関係の把握が不十分だったことを認め、確認作業を早急に行うことを約束。事態を重く受け止めた菅義偉官房長官（６５）は、同日の会見で小渕氏に説明責任を果たすよう促した。 　政府関係者は「小渕大臣が不透明な支出についてきちんと説明できるかが焦点。野党の追及に修正申告などで乗り切ることも予想されますが、そんなことをしたら故小渕首相の顔に泥を塗ることになる。安倍首相が帰国したら進退伺を申し出る流れになるのでは」とみている。 　小渕氏の父親、故小渕恵三元首相は穏やかな性格で知られ、権力ほしさに敵を作ることを嫌ったことから“人柄の小渕”と称賛された。当時、小渕首相の下で公務にあたった元外交官は「小渕元首相は、戦後の懸案事項だった周辺事態法や国旗・国歌法などを片付けた。金融不安に終止符も打つことができて、その後の経済を堅調に推移させた功績がある。将来の“女性総理候補”と注目されている優子さんが、カネの問題で窮地に追い込まれるとは予想できませんでした」と語る。 　改造内閣の女性閣僚の目玉である小渕氏だが、実は事前の身辺調査で「大丈夫か？」と心配されていたとも。 アディダス 時計 citzen カルバンクライン diesel 時計 guess 時計 ミッシェルクラン d&g 時計 ロンジン ニクソン オメガ シーマスター seiko 腕時計 swach